映像制作教室 「ののいちビデオ散策」

情報交流館カメリア 映像制作教室 「ののいちビデオ散策」が開催されました。
 
■「撮影の基礎講習」編 3月13日(火)
 
17日の撮影に先立ち、北陸放送(株)本谷氏による 「デジタルTV時代のビデオ撮影とは?」 というテーマで講習を受けました。
 
先ず、近年のメディア環境について
「今やビデオ撮影には専用機器不要の時代、携帯電話(iPhone)で撮った映画まであくるらい」
「YouTube、ニコニコ動画、Ustreamなど、一般人でもネットを通じて発信できる」
と、だれでも動画が「撮れて、見せる」事ができる時代になった、とのお話がありました。
 
「ビデオのカジュアル化」を象徴するのが、最近の動画も撮れるコンパクトタイプのデジタルカメラ。
今回は氏自身もコンデジを使用するとのこと。
「スチル(静止)写真も撮れ、一台二役。また、不要シーンを簡単にその場でカット(編集)もできる」
と「ビデオ散策」に最適な機材であるとの説明がありました。
 
撮影の基礎講習本講座の目的は「今、誰に何を見せるためのビデオを撮るのか?」という強い目的意識(モチベーション)を持ってもらうことにある。テクニックはその後の話、と「意欲」の大切さを強調。
 
最後に、実際に撮影に臨む際に意識すべき点として
・まず狙いを決める
・色々なアングル(待ち伏せ、フォロー)で狙ってみる
・カメラマン自ら声を掛けてみる
・自分でレポート(その場で発声)する
など、助言いただきました。
 

 
■「撮影実践演習・動画鑑賞」編 3月17日(土)
 
撮影実践演習 撮影実践演習
当日はあいにくの雨、カメリアに集合した参加者は、それぞれ機材のチェック、防水対策(本谷氏のオススメはシャワーキャップ)などを行いました。
9時38分発ののんキーに乗車して文化会館フォルテへ。
 
ここから ののいち里まち倶楽部さん が主催する「春を呼ぶ野々市椿まつりと北国街道散策」ガイドツアーと合流。
 
撮影実践演習椿展、アート・オブ・ツバキなど、会場内を案内いただきました。
 
実体のっティ先ごろお目見えした「実体のっティ」も大人気。
 
北国街道散策はあいにくの雨模様。
本谷氏の「雨を楽しもう」の言葉に、一同精力的(かつ無駄と事故の無いよう)にビデオ撮りを楽しみました。
 
北国街道散策 北国街道散策
郷土資料館、照台寺、布市神社など、地元でも「聞いたことはあるけど」実際に訪れる機会が少ない場所をガイド付で回れる機会を得た参加者からは、
「地元を再発見できた」
「『いわれ』を知ると、いっそう郷土に愛着が湧く」
などの声が聞かれました。
 
カメリアに戻り、無編集ビデオを「楽しく上映会」。これも、映像制作教室の大切なテーマです。
本谷氏より、
「カメラは、どこで止めるかを先に決めてから撮影しないと、シーンの終りで泳いでしまう」
「(参加者が低くなった入口で頭をぶつけるシーンなど)ハプニングをキャッチできると、作品としてより面白くなる」
など、和やかな雰囲気の中で、寸評をいただきました。
楽しく動画観賞会受講者からは
「ツアー形式だったので、ペース良く撮影を進めることができた」
「名所だけでなく、それをアピールする「里まち倶楽部」の活動も知ることができた」
「教えられたとおり、カメラを動かさず、人を動かすと(動く人をを撮る)、ずいぶん見やすい映像になると実感できた」
「狙いを絞って撮影するつもりが、ついあれもこれも撮ってしまった(編集に時間が掛ってしまう)」
との反省の弁も。
 
今回の講座を通じて、参加者のビデオ撮りへの意欲の高まりを感じることができました。
そして、先にあげたネット媒体などに発信することで、地域振興への貢献も出来るのではと思います。
 
同行したスタッフが撮影/編集した動画は こちら。
 

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