映像制作教室で小さい春見つけた!

 映像制作教室~小さな春を探そう!~が開催され、町民ら5名が参加しました(主催:(財)野々市町情報文化振興財団)。講師は、映像制作講座講師でおなじみの本谷公夫さん(北陸放送株式会社)。椿祭りの中止にともない、テーマを「椿の都市」から「小さな春を探そう!」に変更しての実施となりました。

 講座初日(3月19日(土))、カメラを片手にあらみや公園にて撮影会を行いました。ビデオカメラやコンパクトデジカメ、携帯電話の進歩にともない誰でも気軽に動画撮影ができるようになってきた昨今。アイディアや感性、何を伝えたいかという想い、コンセプトの部分が作品の仕上がりを大きく左右します。

 
まずは座学の講習。撮影のコツを学習。

 春風に揺られる椿をはじめとした木々や、うららかな陽気に誘われて気持ち良さそうに散歩する子犬などを撮影。それぞれに感じた春を、映像というメディアによって表現します。テーマに対してどう感じ、決められたメディアを通して表現するという部分では映像をつくることも俳句を詠むことと同じです。地面に落ちて朽ちた花びらや長く伸びた木の陰も、撮り方によっては作品のエッセンスになることを学びました。


このアングルがいいかしら…。


わたしはこっちから撮影。


野々市の新しい春の味。休憩時はエクラタンのichi椿マカロンをおやつにお茶しました♪

 2回目、3回目(3月24日(木)・31日(木))は撮影した素材をもとに編集作業です。メリハリをつけるためには素材をどのように組み合わせにしたらよいか、講師の本谷さんから1人1人アドバイスを受けました。エフェクトやBGMもむやみに多用するのではなく、想いを伝え、作品の雰囲気をこわさないための選択が必要となります。また、タイトルやテロップをつけると、一段と作品らしくなりました。


タイトルを入れると作者の意図するところが見えてきます。


1つ1つのテロップにも頭をひねりました。 

 受講者のみなさんは予定していた講座時間外でも、納得の行くまで編集作業を行い、最後はお互いに作品を見せ合いながら講師の本谷さんから講評をいただきました。全体のリズムはちょうど良いか、イメージどおりの作品に仕上がっているか、何度も自分で主観的に作品を見ることと、人に見てもらって感想を聞き、想いが伝わっているか客観的な視点で確認することが大切だということを学びました。


本谷先生よりアドバイス 

 受講者の皆さんからは下記の感想が挙げられ、講座の受講により映像を通して表現することの楽しさを学び、創作意欲を刺激された様子でした。 😀

■前回の講座の振り返りができて良かった。
■デジカメの楽しみ方が分かった。
■今後、今まで撮りっぱなしの動画を編集してみようと思った。
■インタビューやナレーション等、学んだことをいろいろと実践したいと思います。
■動画をもう一度作りたい。
■音楽等の使い方を更に知りたいと感じた。
■編集作業に入った際、マンツーマンに近い形でサポートの職員を増やしてくれるとありがたい。
■撮影を、先生について学べたから良かったです。ありがとうございました。

カテゴリー: カメリアの催し物 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です