11月4日(月)、美術を身近に感じ、豊かな感性を養うことを目的として野々市市美術文化協会と情報文化振興財団が情報交流館カメリアでアートワークショップを行い、市内小学生15人が参加しました。
ののいちアートワークショップは写真教室、絵画教室に続き、今回が3回目の開催となります。「自由な感覚で、好きなカタチに切り出して、色塗りしよう」と指導するのは、彫刻家で市美術文化協会前会長の村井良樹さん。
最初は怪獣の形を決めるのに悩んでいるおともだちもいましたが、イメージが固まってからは制作の手が止まることなく、無我夢中で発泡スチロールを切り出し。
切り出した後は、原色のアクリル絵の具で色塗り。使い慣れない画材でしたが、みんな大胆に色塗りしていました。
ワークショップの最後に村井先生から、「みんなの作品を見て、教える側の私たちが勉強になりました。ありがとう。」という言葉で教室を締めくくっていただきました。
彫刻という一見難しそうなテーマでありながら、「身近な素材の発泡スチロール・カラフル・怪獣」というキーワードで、想像力を膨らませながら楽しく参加できたワークショップ。
材料の特性を活かしてうまく立体的に仕上げ、独創的で、個性的な作品が多数完成しました。これを機に、美術を身近に感じ、豊かな感性を養う機会になっていたら嬉しいです。
つくった作品は美術文化協会展の期間中、入り口で展示され、来場者の目を楽しませていました。「悪魔怪獣にじ色キング」、「トマト怪獣」、「ピヨパタくん」など、それぞれの怪獣の特徴を現したユニークなネーミングも好評でした。