「世界のアニメーション」上映会 開催されました。

3月22日(土)情報交流館カメリア・ホール椿にて世界4第アニメーションフェスティバルの一つ、広島国際アニメーションフェスティバルの協力で、ドイツ、アルゼンチンなど世界各国の個性豊かな短編アニメーションを木下先生の解説付きで鑑賞する上映会「世界のアニメーション」が開催されました。

※広島国際アニメーションフェスティバルとは
アヌシー、オタワ、ザグレブと並ぶ世界4大アニメーションフェスティバルの一つ。
国際アニメーションフィルム協会(ASIFA/Association Internationale du Film d’Animation)公認の映画祭で、2年に一度、8月に広島市で行われる。アジア地区で唯一のアカデミー賞公認の映画祭でもあり、グランプリ作品はアカデミー賞のノミネート選考対象となる。
 

 
椅子やフォークがダンスする作品や。実際の人間、情景をコマ撮りした(ピクシレーション)作品、「フランツ・カフカ」の世界を描いた作品など、普段TVや映画ではお目にかかれない手法やテーマを持った5つのアニメーション。
やや難解だったり暗いトーンのものもありましたが、「アニメーション」はあらゆるものを表現できる手法であるということが、集まった約60名のお客様に伝わったのではと思います。
 
最後のプログラムは当日ワークショップに参加した野々市の子どもたちが作った「ふしぎな空間」です。
 
 
制作者挨拶。照れる子どもたちに木下先生から「映画祭では、作った人たちはこうやって前に出て紹介されるのです。」とのお言葉。たくさんの拍手をもらった子どもたちは誇らしげな表情を浮かべていました。
 
「動きが早くてつなげるのが大変でした。」
「撮影で動かすところは楽しかった。」
など、制作上の感想を答える子どもたち。
 

木下先生より、
「先生たち(本日上映の5作品)の作品がどんなにつくるのが大変か、身をもってわかったと思いますが、反対からいえば、頑張ればみんなあんな作品が作れるという事です。」
「音楽は、アカデミー賞作家のノーマン・ロジェさんが子どもたちのために作ったものです、一日で音まで入れて作品を完成させるのは、野々市(のワークショップ)だけなんですよ。」
「アニメーションを通じて異文化交流をする、それで平和を、という「ラブ&ピース」の精神で開催しているのが広島国際アニメーションフェスティバルです。野々市市ともこういう形で交流ができるという事を大変うれしく思います。」
という結びの言葉で2日間にわたるワークショップ及び上映会は無事終了しました。
 
初の試みとなった「世界のアニメーション上映会」。各国の多彩なアニメーションに触れることで、言語を超えて伝わる力、アニメーションの多種多様な表現に触れる機会となりました。滅多にない機会のため、参加者されたみなさんからは再度開催の要望が多く挙げられており、今後もカメリアではメディア芸術に触れる機会の充実を図っていきたいと思います。

木下先生、佐藤先生、ワークショップに参加した皆さん、上映会来場のお客さま、本当にありがとうございます。 
 

★上映会への意見、感想
 
☆4作目がとても楽しかったです。奇想天外なHAPPY ENDがすてきでした。子どもたちの作品も良かったです。大変なのが伝わってきましたが、子どもらしくのびのびとしていました。機会があれば参加させたいと思いました。
 
☆どの作品も吸い込まれそうで良かったです。とくに子どもさんみなで、この短時間でよく作品を作ったと思います。一つの会として色々な方が携わったと思います。おつかれさまでした。
 
☆画面の暗さやジョークのブラックさ、文化の違いがはっきりでますね
 
☆アニマ(魂)に命をふきこむって言葉がいいですね。楽しめました。ありがとうございました。
 
☆一口にアニメーションと言っても、いろんな表現のしかたがあると思いました。
 
☆楽しいものあればおもしろいものもありました。とてもいい経験になりました。ありがとうございます。また、次回もあったらまた参加したいとおもいました。
 
☆家を買った男の作品で、ねずみと結婚したところがおもしろかったです。ある1日のはじまりもおもしろかったです。2つの作品がとってもおもしろかったです。
 
☆野々市らしいとてもいい企画でした。ありがとうございます。
 
☆様々なアニメーションがあってとても面白かった。アニメーションはなんでもありなんだなと思った。
 
☆「アニメーション」をつくることがどんだけ大変なことかが分かった。でも、なんかやりがいがありそうだから、一度本格的なアニメーションをつくってみたいと思った。
 
☆アニメーションの世界は、なかなか理解できないが、芸術的な視点でみるとなるほどと感じた。
 
☆おもしろい物や、ちょっと変なものがあっておもしろかった。
 
☆貴重な作品を観せて頂き有難うございました。子どもたちの作品も上映され、とても嬉しかっただろうと思います。アニメーションで育った世代なので、作品を作った子どもたちをうらやましく思いました。皆様ありがとうございました。
 
☆わたしは、今日自分だちの作ったのを見て、作るのはたいへんだったけど作ってよかったと思いました。いろいろな魚や登場人物がうまく作られていておもしろかったです。いろいろなすごい作品ですごかった。
 
☆自分たちの作った作品がすごいと思いました。自分の作品と世界の作品を見比べると全然違ったし、アニメーションをつくるのはすっごく大変だなと思いました。
 
☆不思議体験でした
 
☆少し難しい感じもしましたが、不思議がいっぱいでよかったです。ありがとうございました。子どもたちは、考えながら見るということが、今はあまりないのでよかったです。
 
☆色んな国のアニメを見るのは初めてでした。様々な作品があるのだとしりました。
 
☆アニメーションのいろいろな世界を体験できてよかった。作った人の世界がいっぱいつまっているのがアニメーションだと分かった。
 
☆いろいろなアニメーションがみれてよかったです。ある一日のはじまり、家を買った男がおもしろかった。
 
☆いつも見ているものと違ってたのしめたのでよかったし、ちがうアニメの一面を知れて自分の知識となったと思いました。
 
☆アニメーションは芸術なのだということを再認識しました。普段、見ることのできないものを見られてよかったです。すごかったです。個人的にはねずみの話の作り手さんのいさぎよさがツボでした。そうくるかー!?と、さいごのまとめっぷりにやられました。
 
☆子どもたちが作ったアニメすごいと思った。5本ともフシギな世界でした。野々市市のイベント時、無料駐車場があるので参加しやすい。
 
☆ものづくりの達成感を味わえたかな?と思います。
 
☆子ども向けかと思いましたが、大人も楽しめる作品を見せてもらいました。ありがとうございます。
  
☆この様な芸術作品としてのアニメーションを見る機会はあまり無いので、とても興味深かったです。難解な作品もありましたが、子どもたちが静かに見ていたのは、自分たちが作品づくりの大変さを経験したからだったのですね。
 
☆普段見ないようなものをゆっくり見ることができてよかった。思っていたよりも有意義で良い時間を過ごせて満足でした。今後同じような企画があったら是非参加してみたいと思えた。
 
☆自分たちが作ったものが時間がかかったけど、自分たちのアニメーションがつくれたので良かった。
 
☆アニメーションを作るのは、難しかったけど、最後に見てみたらおもしろくできていたので良かったです。
 
☆小さな子どもには少しこわいと感じたものがあったようですがアニメにも色々なものがあり大人も楽しめるさくひんがあることも理解できたかな。次回は是非、うちの子どもたちもアニメづくり参加させたいです。
 

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