今や誰でもインターネットで動画が発信できる時代、平成29年3月に開催される「第27回全国椿サミット野々市大会」へ向けて、市民が自らつくるビデオで野々市をPRしよう、という企画です。
講師は元北陸放送(株)本谷公夫氏、今年は男女5名の方に参加いただきました。
今回のテーマは「椿の里ののいち PRビデオをつくろう!」。
3月14日(月) 第1回は「撮影の基礎演習」
本谷氏より撮影前の「テーマづくり」についての話があり、それに基づいた「絵コンテ」(作品の設計図)の解説、
「撮る人」「見る人」の違いを理解し、「判りやすい映像」を心掛けることなど、
3月19日(土)椿まつり開催中のフォルテからロケーションツアーに出発!
今年も「ののいち里まち倶楽部」ボランティアガイドさんに同行いただきました。
市街地にある材木の荷揚げ場や、普段は公開していない水毛生家住宅(市文化財、個人宅)など、毎年新たな野々市の魅力に出会うことができます。
「曇り空のほうが光が回って花が映えるね」
「露出がオートの場合、背景に気を付けて(背景が明るいと対象が暗くなる)」
など、映像のプロにアドバイスをいただきつつ、撮影に励む一同。
約2時間掛けて撮影後、文化会館フォルテに戻りお茶席(裏千家)で一服。全員で記念写真も撮りました。
3月29日(火) 第3回は「動画の講評、編集」
先日撮影した素材を一通り全員で視聴。
編集のポイントなどを本谷先生から指摘いただきました。
「テロップを入れるなら1行で簡潔に、字数が多いと読めません」
「電波塔」とか「工大ライブラリーセンター」など地域を象徴するランドマークを追加」
「新製品の菓子「勧進帳」(もなか)を紹介するなら、その形状の元となった「勧進帳」(巻物)を画像で紹介したり、安宅の「富樫氏」と野々市の「富樫氏」の関連を紹介しては」
など、一人ひとりにアドバイスをいただきました。
4月19日(火) 映像制作講座の締めくくりとして、完成したフィルムの上映会をホール椿で開催、全員の作品を170インチのスクリーンで鑑賞しました。
「椿の花」そのものにフォーカスした作品、「椿と人」をテーマにした作品、そして前出の「勧進帳」をクローズアップした作品など、同じ日に同じコースで撮影とは思えないくらい、多様な作品が出来上がりました。
完成した作品は、Youtubeに掲載、本ページでご覧いただけます。
また来年の「第27回全国椿サミット野々市大会」へ向け、庁舎内のディスプレイなどでも公開の予定です。
参加者の声(一部抜粋)
・「タイトル」→「内容のまとめ」も決まらず、大変悩みました。
来年に向け、何を表現したいかを絞り込みたい
来年は自分の声を入れてみたい。
・今回の作品を見せてもらい、大変勉強になりました。
・受講生の方がすごく上手で写真の撮り方等素晴らしいです。
ありがとうございました。
・初めての動画で四苦八苦でした。
私の力とカメラで自分なりのストーリーを作れたことに感謝しております。