「ICTメディアリテラシー&パソコンで缶バッジづくり」開催されました。

2月7日(土) 情報交流館カメリアで市内小学生を対象とした「ICTメディアリテラシー講座&パソコンで缶バッジづくり」が開催されました。
【ICTメディアリテラシー】とは?
・ICT:Information and Communication Technology 情報通信技術(コンピュータやネットワークなどに関すること)
・メディア(テレビとかパソコンとか、情報を入れるもの)
・リテラシー(読み解く力) 情報を読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽(しんい)を見抜き、活用する能力
                 ↓
ということで、ここでは「インターネット上のさまざまな情報を利用する能力、そして正しいか間違っているかを判断する能力」と定義しています。

 
先ずはパソコン操作の基本としてマウス、キーボードの使い方について。
現在では小学校でもパソコンの授業があるのでみんなお手の物です。
 
「インターネット」についての学習。
授業に参加している子どもたちに野々市市内にある小学校をすべて答えなさい、と問いかけると・・・。
  
「富陽」、「菅原」と答えた子、「野々市」、「館野」と答えた子、そして「御園」と答えた子。
全部を一人で答えられなくても、みんなの答えを集めれば、「正解」することができます。
インターネットもバラバラだった知識・情報をみんなが共有、利用できるようつくられた仕組みだということを学びました。

そしてテレビとネットの違いは?と聞くと
「テレビにはキーボードが無い」とすぐに答えが返ってきました。
そう、テレビはスイッチをつけるだけで番組(情報)が流れてきますが、インターネットは自分で「(キーボードを使って)問いかけ」をしなければ情報が得られません。
 
そこで「検索」の実習です。野々市市の姉妹都市や「虫送り」について調べてみました。
そして自分が調べたページの情報が正しいかを社会科の副読本で確認、「インターネットには正しくない情報もあるので、できるだけいろいろな方法で確かめる必要があります」と、情報の取扱いに対する心得を学びました。

またネットが提供する「仮想現実」体験として「ストリートビューで野々市まち歩き-カメリアから自分の家まで帰れるかな?-」にも挑戦。 

後半は最近話題になったゲームの「課金」についてのお話。映像教材を使って「無料ゲーム」の課金の仕組み、注意点を学び、
「ゲームにはまりすぎるとゲームも課金もやめられなくなるのが怖いと思いました。」
など感想を発表してもらいました。
今回、保護者の方にも見学いただいていたのですが、さすがにこの問題への関心は高く、未成年者の契約に関する質問が寄せられていました。
(「子どもが勝手にカードを使った」場合、保護者が自身のカードの管理義務を怠っていたと見なされることが多く、返金は難しくなります)

最後にパソコンを使っての缶バッジ作り。
「鉛筆ならもっと上手に書けるのに・・・」、と慣れないマウスでのお絵描きに苦戦しながらも、みんなが大好きなキャラクターを描きました。
それにしてもみるみるうちにマウスさばきを上達させ、ペイントツールも一回の説明(線を「閉じた」状態にしないと色がはみ出してしまいます)で理解したり、子どもたちの「道具」への慣れの速さには驚かされます。

 
 
完成した缶バッジにみんな大満足!

【アンケートより】

1.マウス・キーボードの操作について
・学校でならってたのでかんたんでした。
・かんたんだった。
・じょうずにできたと思うし楽しかった。
・さいしょむずかしいとおもっていたけど、やってみたらかんたんだったので、今度のパソコンの時間(学校)にみんなにじまんしたいとおもいました。
・キーボードがなかったら世界が大変なことになっていたんだなと思いました。

2.検索について
・ちょっとわからなかったりしてむずかしかったです。
・調べることは意外にむずかしかった。
・むずかしかったけどうまくけんさくできた。
・PCで調べることはできるってことはだいぶまえからきいていたけど、じっさい調べたことはなかったので、たのしかったです。
・けんさくって以外とむずかしいんだなと思いました。

3.インターネットで街歩きについて
・家の近くまで来たところで終わったのでちょっとざんねんでした。
・楽しかった。
・まち歩きじゃいろいろなところへ行けたしよかった。
・なかなか家にたどりつけなかったけど、いろんなところにいけたのでたのしかったです。
・すごくおもしろかったので、お父さんのパソコンでまたしたいなと思いました。

4.インターネットの危険体験について
・あんまりインターネットをつかっていないのであんまりわからなかったです。
・お金が何十万円かかることがわかった。
・よくきけんがわかってよかった。
・じぶんはゲームはしないけど、気をつけないとだめだとおもいました。
・インターネットって、がまんというルールを守らなきゃ大変なんだなと思いました。

5.缶バッジづくりについて
・むずかしかったです。
・むずかしかった。
・上手に絵も書けてよかった。
・かわいくできたので遠足のとき、リュックにつけて友だちにじまんしたいと思いました。
・パソコンで絵をかくことはむずかしかったけれど、おもしろかったです。

6.その他・感想
・たのしかったのでまたあったらやりたいです。
・きけんも分かってけんさくもできてとてもいいじかんになったとおもいます。
・またこの教室があったらおうぼしたいと思いました。ありがとうございました!
・いろんなインターネットのちしきがわかったので、また出たいです。

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