11月28日(土)、「カメリア・キッズ【特別編】つみきのお家をつくろう!」が金沢工業大学ライブラリーセンターにて開催され、野々市市内の親子21名が参加しました。これは、「建築家 相田武文展(12月13日(日)まで開催/金沢工業大学 建築アーカイヴス研究所主催)」に合わせて実施したもので、有名な建築家相田先生が考案したつみき(AIDA BLOCK)を使って自由に建物をつくるという催し。
みんなで相田武文展を見学した後、講師をつとめた宮下智裕先生(金沢工業大学建築デザイン学科)から発表されたルールは、「つみきセットに入っている全部のパーツを使うこと」。建築デザイナーになった気持ちでつみきの建物づくりに挑戦しました。宮下先生からは、「実際の建築士も、何度も図面を描いて、何度もやり直して徐々に良い作品をつくりあげていきます。みんなも、イメージした建物になるまで、何度もつくっては壊してみてね」というアドバイスがありました。
単に建物をつくるだけではなく、どうやって中に入るか?上へ登か?通り抜けるか?などの動線も工夫。おんなじ形のつみきでも、水族館や美術館、ソーラーパネル付き住宅などなど、それぞれのアイディアと感性が活かされた作品が仕上がり、最後はみんなの作品のタイトルや工夫したところを発表し合いました。
そして、つみきは片づけるまでが重要。三角や四角、丸棒などを箱の中にピッタリと収めるのは結構大変。パズルのようで、頭の体操にもなりました。この日使ったつみきは、オリジナルのものを参考にして、金沢工業大学宮下研究室のみなさんが手づくりしたもの。和風な模様の焼印を施したつみきや白黒のつみき、錆びたような風合いのつみきなどバリエーション豊かです。今週末12月5日(土)・6日(日)も同展示会場につみきを設置し、自由に体験ができますので足を運んでみてはいかがでしょうか。(10時~17時/申し込み不要/年長以上対象・保護者同伴)
※展示やつみきの体験について、詳しくは金沢工業大学 建築アーカイブス研究所HPをご覧ください。
※野々市の子育て支援情報サイトののいちはぐ.netでも当日の様子が紹介されました。