国際アニメーション・デー 2017 in 野々市 開催されました

11月16日(木)情報交流館カメリアホール椿にて
「国際アニメーション・デー 2017 in 野々市」世界のアニメーション上映
が開催されました。
 
エミール・レイノー(1844-1918 仏)が、1892年に、世界で初めてアニメーションを一般公開したとされる、10月28日およびその前後に世界各地でアニメーションの上映や展示、講演、ワークショップなどが催される「国際アニメーション・デー」、日本では京都、広島、野々市の三都市で上映会が開催されました。
国際アニメーション・デーについて詳しくは下記ホームページをご覧ください。
 http://www.asifa.jp/iad/
 
今年初の試みとして「国際アニメーション・デー」をPRするビデオを作成、
 
カメリアで実施している野々市デジタルパラパラまんがコンテスト入賞作とパラパラまんがワークショップに協力いただいた金城大学短期大学部美術学科の学生が制作したアニメーションを上映しました。

野々市での上映会は3年目、
「ポーランドのアニメーション」「世界のアニメーション-広島国際アニメーションフェスティバル受賞作より-」の二部構成で、今年も広島国際アニメーションフェスティバル・フェスティバルディレクターの木下小夜子氏に作品の解説をいただきました。
 

第一部 ポーランドのアニメーション
「ポーランドはドイツとロシアの間にあり、歴史(特に第二次世界大戦)に翻弄された国。大陸の中にあって、島国の日本とは少し違った考え方を持った国です。」
「日本とは違う常識、『プラネット』の常識を持って見てください」

 

「亀」「紙の箱」など、色彩を押さえた作品、「真っ盛りの太陽」のような黄色が鮮やかな作品など、9本の個性的な作品が上映されました。
「分からない、なんだろう?と考えることが大切、あなたが思ったこと、感じたことが正解です」
 

 
第二部 世界のアニメーション -広島国際アニメーションフェスティバル受賞作より
エストニア、スイス、ロシア、イギリス、フランス、オランダ、フランス合作、カナダの7作品が上映されました。
「作品を言葉に頼らず『映像』で読み取ろうとしてください」

 

最後に木下先生より
「次回の広島国際アニメーションフェスティバルは2018年8月23日~27日開催です。
 ここに来たらいい作品がいっぱい見られます、制作した世界中のアニメーション作家も来日するので直接声援を送ることもできます。ぜひ、楽しみにしてください。」

広島国際アニメーションフェスティバルは、世界4大アニメーションフェスティバルの一つ。この大会でグランプリに輝いた作品は、アカデミー賞のノミネート選考対象となる、アカデミー賞公認の映画祭です。
 広島国際アニメーションフェスティバルについてはこちらをご覧ください。
 http://hiroanim.org/

参加者の声(アンケートより一部抜粋)
・とても興味深かった。
・様々な表現に触れられて良かった。
 自分の想像力、価値観が広がったように感じました。
 世界のアニメについて興味を持ちました。
・世界のアニメーションはとてもおもしろかったです。
 ちょっと怖い感じの作品が多かったのは何でかな~?と思いました。
 また見にきたいです。
・来て良かったなと思える内容でした。
・ポーランドの映像作品という触れたことのないものを存分に楽しめる貴重な機会だった。
・解説がありとても良かったです。
 後半の部のアニメは分かりやすくて良かったです。
 楽しめました。ありがとうございます。
・ポーランドの作品はよく分からないものが多かったです。
 世界のアニメーションはたいへんおもしろかったです。
 1・インスティークト  6・お姉さんと魚  7・老婦人とハト
 この三本が特に印象に残っています。
 広島アニメーションフェスには前から興味があったのですが、なかなか行くことができなくて、一度行ってみたいと思っています。
・とても良かったです。
 色々学ぶことが出来ました(話もよかったです!)。
 本当にありがとうございました。
・すっごく良かったです。良いしげきになりました。
 絵でふんいきがまったく違うのが面白いですね。
 動きでジェスチャーして状況を表せるのってすてきだと思いました。
 魅せられる作品がいっぱいでした。
・金沢から来ました。
 21世紀美術館でも見ることのないようなレアな作品、しかも無料で見れて最高でした。
 面白すぎました!! ありがとうございました。
・ありがとうございました。
・映画のような分かりやすさ(結論?)がない分、見る側に考えさせるような、そういうものを見る機会をなかなか無いのでとても面白かった。
 こういうものを見る機会を市で設けてくれるのはとても嬉しいと思いました。ありがとうございました。
・最後の作品がインパクトがあって楽しかったです。
・色々な表現があるんだなあと思いました。アニメーションに対する概念が新しくなりました。
・無料でこのような上映会に来れるのはすごくありがたいです。
 チラシのデザインがステキでした。
 普段、海外のアニメーションを見る機会もないので、とても新鮮でした。
 映像、音楽…アーティスティックな世界に浸ることができました。
 ポーランドにも行ったことがありますが、ちがう一面を味わうことができたのでよかったです。
 先生の解説もたのしかったです。
・ポーランドのアニメは難しく、よくわかりませんでしたが、後半の広島のはおもしろかったです。
 映像を楽しむ、とのことですが、一部字幕も見たかったです。
・複雑な作品もあり、斬新なものもあり、異なる世界観が面白かった。
 前半難しいものがあり、一般向けとしてはもう少し分かりやすい方がよいかもしれません。
 後半のは分かりやすかったです。
・世界をプラネットでたとえるのは面白い。
 芸術に疎い為、内容を理解することは出来なかったが、「お坊さんと魚」は面白かった。
・映像と映像がつながり、不思議な世界でした。
・非常に考え深い作品に感じました。非常に高度な作品に感じました。非常に悲しい作品に感じました。
・よかったです。また多く実施してほしいです。
・ステキでした!またこうゆう機会をつくってほしいです。
・外国のアニメーションを色々観ることが出来、良かったです。
 普段何気なくみている景色や生活の1コマ1コマが切りとっていくと色んな趣をもって見えてくる気がしました。
 映像と音のコントラストも興味深かったです。ありがとうございました。
・ラストの2本が面白かったです。

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