12月15日(日)カメリア3F パソコン研修室で
「カメリア知ってネット教室&パソコンで年賀状づくり」開催されました。
参加してくれたのは市内小3~6年のお友達。
はじめにタイピングの練習で軽く指慣らしした後、プログラミングの基本実習。
キャラクターを画面左から右へと動かすのに「どのボタンを押すと」「何が」「どっちに」「何秒で」「何歩」動かすか、ということをあらかじめ決める作業が「プログラミング」ということを学びました。
続いて「どうしてネットの勉強が必要なのか」ということ。
「これからも皆さんは、ずっと「ネット」と一緒に生活していくことになります。
たとえば進学や就職などの手続きをしたり、いろいろな調べものをするだけでなく、ネットを上手に使えば、お得に買い物したりもできます。」
「皆さんは小さい頃から交通安全教室に参加してきたと思います。
赤信号は止まれ、車に気を付けましょうなど、交通事故に遭わないようにするためのルールやマナーがありますね。
ネットも車と同じで、便利で必要なものですが、トラブルや犯罪に巻き込まれないためのルールやマナーを学んでください。」
ネットの活用法として、基本となる上手な「検索」のやり方について。
野々市の御経塚遺跡をテーマに、「キーワード」を組み合わせて知りたい情報にたどり着く練習をしました。
続いてインターネット地図の活用について。
カメリアから自分の小学校までの距離と時間を調べたり、「ストリートビュー」を使って画面の中での「バーチャルお散歩」体験も。
そしてネットの危険な部分、つい最近も大阪の小学生がネットで知り合った男に連れ去られるという事件がありました。
「ネットが子どもにも利用されるようになって、悪いことを考えている人が「家出」したがる子どもを簡単に見つけられるようになってしまいました。 彼らは、ネットで不平、不満を漏らしている子どもを見つけると、片っ端から「優しい言葉」を掛けてきます。
現実世界で、100人に声をかけるのは大変でも、ネットでは簡単に出来てしまう。」
「1年に約700人の小中学生がネットがきっかけの犯罪被害に遭っているのです、
ネットで子どもと仲良くなろうとしたり、直接会おうとしたりする人は、100%悪い人、と思ってください。」
この他にも、写真の投稿により個人情報が簡単に知られたり、ちょっとした「いたずら」が「炎上」となり、その後の人生に大きなマイナスなってしまった実例などを知ってもらいました。
最後にネットで被害に遭わないようにするための「家庭のルールづくり」「機器のペアレンタルコントロール機能」について紹介。
「繰り返しになりますが、ネットはもう、電気や水道、自動車と同じくらい「無くてはならないもの」になっています。
でもそれはあくまでも自分の生活を豊かに、便利にするためのもの、一日中スマホを見ていたりとか、ネットに使われるような生活にならないよう、自分で考える習慣をつけていってください。」
授業の後は、楽しい年賀状づくり!
これもネットのサービス(はがきデザインキット)を使い、手軽にオリジナルの年賀状をつくり、その場でプリントアウトしてみんなのお土産になりました。
参加者の感想(一部抜粋)
プログラミングについて
・むずかしかったけどたのしかった。
・おもしろかった。こんな風に動画はできるんだ!
インターネットでまち歩きについて
・自分の家のちかくが見れて、こんな感じだった!と思った。
・いろいろ方向をかえたりするのがたのしかったです。
ネットでのコミュニケーション
・「会いたい」と言われても行かない。
・ネットは世界じゅうの人をつながっているから、きをつけなければ!
年賀状作り
・おうちの人は年がじょうを作るのが「いや。」と言っていたけどわたしは楽しいなと思っていました。
・おもしろかった!自分だけの年賀じょうが作れたので、みんなにおくろう!