カメリア・キッズ「立体スケッチとペーパークラフト」開催されました

6月15日(土) カメリア・キッズ【空間サイエンス編】の第2回、「立体スケッチとペーパークラフト」が開催されました。

今回授業を担当するのは、金沢工業大学下川研究室、下川先生と学生の皆さんです。Toiroプロジェクトの皆さんも助っ人として協力してくれました。
 
「下川研究室ではコンピュータをつかってたてものなどのデザインを考えています」
 
立体スケッチに使用するのは「Google SketchUp」というソフト。マウスのクリックやドラッグなどの操作で立体物を画面上に描くことができます。
 
先ずは先生と一緒に、犬を描いてみました。
 
平面上に立体物のスケッチというと、大人でも(オトナのほうが)難しそう、と敬遠しがち。
カメリア・キッズたちはみんな、「先生のやり方をそのまま真似てみる素直さ」「手を動かして、結果を確かめる行動力」を発揮、サクサク作品を描き上げてゆきます。
 
予定通り、午前中に全員がオリジナルの3Dスケッチを完成。
 

 
立体化するための展開図は、研究室の学生さんが別のソフトを使い作成、それをカメリアご自慢の大型インクジェットプリンタ(A1サイズのポスターも作れます)2台をフル稼働させ、ワーロン紙という化学繊維でできた紙にプリントアウトします。
 
「自分がデザインした立体が展開図になっている!」
 
皆でお弁当を食べ、午後からは、自分でデザインしたペーパークラフトを作成します。
 
先ずていねいに紙から切り抜いて。(洋裁屋さんみたい)特殊なのりで接着、これがなかなか大変。
 
 
本体に細かな部品を貼りつけています。「これは何?」「骨付き肉!」
 
 
 
完成しました!ワーロン紙の半透明性を生かして、中に電球を入れると、行燈(あんどん)の完成です。
 

みんなで完成品を手に、記念撮影。
 
授業の終わりに下川先生から
「今日の体験がきっかけに、デザインすることやものをつくることの楽しさに触れ、建築というものに興味を持ってくれるとうれしいです」
とのお言葉。
 
改めて、ご協力いただきました下川先生、下川研究室学生の皆さん、Toiroプロジェクトの皆さん、ありがとうございました!下記にキッズたちの感想を紹介します。協力してくれたお兄さんお姉さんとの交流も楽しかったようですね!
 
 

カメリア・キッズアンケート

●今日の内容の中で何が一番楽しかったですか?
•船を立体で作るとき
•スケッチアップのかべを作った時。
•パソコンで犬を作る時がいちばん楽しかった。
•パソコンで立体に作った物が実際にペーパークラフトとして作れること。
•Sketch upのソフトを使って飛行機を作るのがとても楽しかったです。
•ゾウを組み立てて、のりづけか、かざりつけが一番楽しかったです。
•光のオブジェを作ったことが一番楽しかった。
•スケッチをするときや、工作をするときが一番楽しかったです。
•スケッチアップでおえかきするのがすごく楽しかったです。
•パソコンで自由に立体的な形を作っている時が一番楽しかった。

●今日の感想
•私は最初ぞうを作りたくて、パソコンで立体のぞうを作ったときに先生にむずかしいといわれたけど、ひとみさんが手伝ってくれたので上手に出来ました。そしてぞうにイアリングをつけたらかわいくできたのでよかったです。
•時間が足りなくて「できないかも」と思っていたけど、手伝ってくれてぎりぎりでできあがったのでよかったです。
•今日、あべしさんやそーちゃんといっしょにして、あべしさんはのっティのオブジェを作るとき、すごくみんなも手伝ってくれたので、すごくうれしかったです。
•スケッチアップでおえかきするときなど、スケッチアップを使うのがすごく楽しかったです。組み立てるのも楽しかったし、今日一日すごく楽しかったです。家でもスケッチアップをしたいです。
•スケッチアップのかべを作った時に、約40,000,000mのかべを作れておもしろかった。家でもやりたい。印刷もすごくおもしろかった。
•パソコンで作った時と実際に作った時、同じにできていてすごかった。
•パソコンでできるということなので、ぜひ家でしたいです。
•今日はパソコンだけじゃなくて手作業もあって楽しかったです。
•立体の図をパソコンで作ることができるのですごいと思いました。
•自分がパソコンでかいた両さんが実際につくれたので、とても楽しかったです。

 
 

    主催 公益財団法人 野々市市情報文化振興財団
    協力 金沢工業大学

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